ConoHa用 /etc/dhcp/dhclient-exit-hooks・改

20140721T1837+0900 追記:このコードはCentOS 7ではnet-toolsパッケージが既定ではなくなったため動作しません。近日中にCentOS 7に対応した修正版スクリプトを公開予定ですので、少々お待ちください。


ConoHaの標準OSイメージに含まれているdhclient-exit-hooks一部の限定的な環境(このサーバ)で動かない場合があったので、自分で修正版を作りました。Gistにコードを載せておいたので、好きに使ってください。ライセンスはパブリックドメインです。
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[Linux]Welcome Messageを設定する

LinuxにSSHなどでログインしたときにこんな感じのメッセージが表示されるサーバを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
console

このメッセージにはWelcome MessageとBannerの二種類があり、表示されるタイミングが微妙に違います。

  • Welcome Message: ログインごとの表示。下の方
  • Banner: SSHにアクセスしたときの表示。上の方

Bannerの方はWinSCPなどに「このバナーを二度と表示しない」というオプションがあるため、初回アクセス時しか表示されないと思っても間違いではないかもしれません。

この二つの使い分けが厳密に決まっているわけではないようなので、あくまで参考として自分なりの使い分けを書いておきます。

  • Welcome Message: ログインすらできなくて困ってる人向け情報
  • Banner: ログインできた人が知っておきたい情報

以下、自分が設定方法を忘れないためのメモ。
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[Linux]自作コマンドについての覚書

CentOSなどのRHEL系(or/and Fedora系)でのデータです。一応、使い分けが決まっていますが、現在では気にする人は少ないようです。

コマンドの種類 パス
重要度の高いシステム管理コマンド /sbin/
システム管理コマンド /usr/sbin/
一般コマンド /usr/bin/
パッケージを使わずにインストールしたシステム管理コマンド /usr/local/sbin/
パッケージを使わずにインストールした一般コマンド /usr/local/bin/
ユーザごとのコマンド ~/bin/

データ元:へべれけFXライフ

公開NTPの提供を開始しました

Facebookのポストにてお知らせしました、公開NTPサーバ提供の準備ができました!


 Extend Wingsでは各Linuxディストリビューションユーザの方々を主な対象として公開NTPサーバの提供を試験運用版として開始いたします。また、多くのLinuxディストリビューションで採用されているNTP Pool ProjectのJPエリア(日本地区)のNTPサーバの一つとしてすでに稼働しております。

 この度、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)電磁波計測研究所時空標準研究室日本標準時グループ(JSTグループ)様の提供されている公開NTPサーバに直接アクセスする「stratum2」となったことで非常に高精度での時刻配信が可能となりました。ご協力いただいたJSTグループの皆様に感謝いたします。今回提供するNTPサーバの詳細は以下の通りとなります。
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お名前.com VPS(KVM)上のCentOS 6.3でLVのオンラインリサイズを試してみた

公開する直前に気が付いたのでちょっと追記:CentOS 6.4がリリースされています。ミラーのページにおいておきました。公式ミラーサイトではありませんので一部のデータのみミラーリングしております。その旨をご理解いただける限り、ご自由に利用していただけます。


このブログはお名前.comのVPS上で動いているのですが、/homeのV(論理ボリューム)を20GB以下でセットアップできないという意味不明な制約がありましたので、それに抗ってみました。
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CentOS 6.3(x86_64) セットアップ Part1

今回は作業の備忘録的なカンジです。間違っている個所や質問はコメントからどうぞ。
インストールをCentOS 6.3(64bit ver.)のMinimal Desktopで完了したことを想定しています。他の環境では手順が異なりますのでわからなければコメントに書いていただければその情報の必要性を高橋が認識して追記します。(できる限りですが。。。)

レポジトリの追加

まず初めにepelレポジトリとremiレポジトリを導入していきます。これはCentOS標準のレポジトリには含まれていないソフトウェアのインストールを簡単に行うことができ、remiレポジトリに関しては標準のレポジトリには反映されていない最新のソフトウェアを利用することができるようになります。各レポジトリの詳細は最下部に書いておきます。
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